最高気温37度予報でしたが、体育館の日陰エリアを利用してトレーニングできたのと、今回は熱中症を考慮して運動量少なめの内容に設定していたので、皆さんしっかりとトレーニングしていただけたと思います。
今回のスキーオフトレワークショップのテーマは「滑走動作を洗練させる機能的動作トレーニング①」。平地でのエクササイズをメインにしたものが今回の①、秋に今回の内容を復習しつつ、階段を利用して、斜度に適応させるエクササイズに発展させて「②」を開催予定です。
大まかな内容としては、次の3つの課題について必要なエクササイズを展開していきました。
・滑りに必要なカラダの機能的動作を整える
・股関節の可動性と体幹の連鎖性
・斜度に適応するための姿勢制御
特に体幹の前傾角と股関節の可動性はかなり密接に相関関係があります。前傾角度が最適化されないと、スキーのトップが開いたり、X脚になったりと、ターンエラーに繋がります。
ターン動作のエラーは股関節に関係するものが多いのですが、股関節自体のパフォーマンスを上げても体幹が機能的に使えていないとマイナスな作用が股関節に影響して、オフトレの成果を雪上パフォーマンスにリンクさせることができません。
今回スキーオフトレワークショップで実施したエクササイズの70%は体幹に関係するエクササイズです。トレーニング後の皆さんの感想として「股関節の可動性が良くなった」「回旋動作がスムーズになった」「つま先荷重や踵荷重などの不要な重心移動を減らしてバランスコントロールできた」とコメントされていました。
オフトレは楽しく行うことが大事ですが、その場で結果出せるエクササイズもなるべく多くご紹介して、質の高いオフトレライフを過ごしていただけるように今後も展開していきたいと思います。
コロナの影響で遅れ遅れになっていました夏の出張・合宿スケジュールもようやく確定。11月までのスキーオフトレワークショップのスケジュールも決まりましたので、是非チェックしてみてください。
https://www.s-challenge.com/workshop/
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
※次回以降の「SKIオフトレWorkshop&WEBセミナー」のスケジュールはこちら
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S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)