梅雨入り近そうな天気でしたが、今回もシーズンと同じくらいスキーオフトレを意識されている皆さんにご参加いただきました。
今回のトレーニングテーマは 「正しいターン軸の作り方」。
体軸というのは、重心や負荷を支える力学的支柱の役割、筋力をスキーに伝える伝動軸、回旋運動する際の固定した軸線、という役割があります。
そして、人には5本の軸線がありますが、スキーで使う軸線はカラダの中心を通る垂直な線「正中線」と対側の肩と足を繋ぐ「2本のクロス軸のみ」になります。
まずは皆さんに、この3つの軸線が正しく使えているかのチェックを実施しました。トレーニングの最後に同じ動作で軸線チェックし、トレーニング効果を確認します。
さらにトレーニング&チェック。ターン時の外力を「水平レベルの外力に対する軸線の使い方」と「垂直レベルの外力に対する軸線の使い方」、そしてこの「2つの合成外力に対する軸線の使い方」の3パターンの確認とイメージと動作の差異を修正。
微妙な股関節まわりの使い方で、ターン後半にトップが開いたり、踵荷重になったり、腰が外れたり、といったエラーフォームの修正は出来ます。
皆さん、ご自身のターン動作の課題と向き合いながら、軸線を意識したエクササイズを実践していただきました。
最後にフォームローラーで片脚バランスチェックを行ってみると、皆さん最初のポジションと雲泥の差。「仕上がった!」という声も聞こえてきました。各エクササイズの成果がしっかりカラダの変化に繋がったようで嬉しい限りです!
今回の内容は今回参加された方も知識の整理をしていただいた方が日々のトレーニングにより活かせると思いますので、近々同じテーマでオンラインセミナーを開催したいと思います。
遠方にお住まいの方やタイミング合わなくてご参加出来なかった方にも、セルフトレーニングとしてご利用いただけるようにしたいと思います。
(後日別途アナウンスさせていただきます)
今回も沢山のスキーオフトレ大好きな皆さんにお集まりいただきました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
※次回以降の「SKIオフトレWorkshop&オンラインSeminar」のスケジュールはこちら
https://www.s-challenge.com/workshop/
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)