今回のスキーオフトレワークショップでは、ファンクショナルトレーニングの1つ「コレクティブムーブメント」エクササイズを中心に、カラダの体軸や機能的バランスを整えて、滑走姿勢の保持能力を高めるトレーニングを行いました。
体幹部には腹直筋や脊柱起立筋など、体幹全体を動かすことの出来るパワーのある筋肉があります。これらの筋肉群は体幹自体を動かす機能を持つグローバル筋です。体幹部の姿勢制御には多裂筋や腰方形筋、腹横筋など体幹深部にあるローカル筋が担っています。
これらの 筋肉群の役割分担が正しく行われていれば、滑走姿勢も整い、リカバリー能力も状況に応じて発揮できることになります。普段の滑走姿勢の中でグローバル筋をメインに使っていると、リカバリーしようと思ったときに、グローバル筋は姿勢コントロールで使われているため、リカバリーの局面で最大の能力を発揮することが難しくなってしまいます。
ご紹介したエクササイズは、自体重エクササイズのほか、レジスタンスバンドを使ったエクササイズで構成。 ファンクショナルトレーニングの中のコレクティブムーブメントエクササイズを中心に行いました。
姿勢補正は様々なオフトレにも非常にプラスとなるので、スキーオフトレシーズン序盤のこの時期にしっかりトレーニング出来て良かったです。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました！
※次回以降の「SKIオフトレWorkshop」のスケジュールはこちら
https://www.s-challenge.com/workshop/
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー（JSPO-AT）、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト（NASM-CES）
