今回のスキーオフトレワークショップは、7月に開催したワークショップの続編として、動作の精度を高めることにフォーカスしたファンクショナルトレーニングを行いました。
スキーが上手くなる・速く滑れるようになるためには様々なフィジカルトレーニングが必要です。ただスキーは非常に特殊なスポーツで、常に最適なポジションを保ちながらターン動作を行う必要があります。
特に「動作の変動性(Movement Variability)」を抑える能力を高めることが必須とされ、「モビリティ(可動性)」「コアスタビライザー(体幹の安定性)」「プロプリオセプショントレーニング(身体の感覚や位置感覚を高めるトレーニング)」がカギとなります。
7月のスキーオフトレワークショップでは、平面動作でのトレーニングを行いました。今回は前回参加されていない方も理解して頂けるように、復習を兼ねて平面動作のトレーニングを行い、その後に階段の段差を利用して、斜度に適した機能的動作をトレーニングしてもらいました。
今回最も時間を割いたのが股関節周辺の複合動作。谷脚の股関節と山脚の股関節のリレーションがスムーズに行えているか、バランススタビライザーを使用して重心位置をリアルタイムでチェック。ターン切り替え動作の精度向上のトレーニングを行いました。
ジャグリングボールも使ってリアクションコントロールやリカバリートレーニングも入れながらおこなったので、皆さんかなり楽しくトレーニングしていました。
特別なトレーニングアイテムを使ったエクササイズが多めでしたが、最後にご自宅でセルフトレーニングする際の方法やコツもレクチャーいたしました。
今回も沢山の皆様にご参加頂きました。
参加者の皆様、ありがとうございました!
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
※次回以降の「SKIオフトレWorkshop」のスケジュールはこちら
https://www.s-challenge.com/workshop/
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)