手軽なスキーオフトレアイテムとして広く活用されている「バランスボール」ですが、サイズ選びや空気圧、種類選びなど、購入や使用に関する疑問から、オフトレに効果的なエクササイズバリエーションをより多く知りたい、など質問や課題を抱えている方が意外に多い。今回のワークショップはバランスボールのお悩み解決+スキーが上手くなるためのバランスボールトレーニングをレクチャーしました。
そもそも、日本では「バランスボール」という名前が一般的に広まっていますが、海外では「エクササイズボール」「フィットネスボール」「フィットボール」「スタビリティボール」という名称が一般的です。この「バランス」という名称が付いてしまっている故に、「バランスボールでトレーニングすればバランス能力が高まる」と認知してトレーニングしている人もいるかと思います。
勿論、バランス能力を高めることも出来ますが、バランスボールに乗ればバランス能力が高まる訳ではありません。
バランスボールトレーニングのターゲットは次の5つに分類できます。
- フレキシビリティ+モビリティの向上
- アライメント調整
- コア深部の強化(ローカル筋の活性化)
- バランス能力の向上
- ファンクショナルトレーニングの負荷としての利用
今回のスキーオフトレワークショップではこの5つのターゲットを順番に解説し、エラーが起きやすいポイントや、課題の修正方法など、こまかくアドバイスさせていただきました。
特にアライメント調整やファンクショナルトレーニングなどは、その場でエラーの修正が可能なものが多く、皆さんの動作パフォーマンスがその場で即改善されたので、本当にバランスボールのテーマで開催して良かったと思いました。
今後は定期的にバランスボールを使ったスキーオフトレワークショップを開催しますので、ご興味ある方は是非今後の開催予定をチェックしてください。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
※次回以降の「SKIオフトレWorkshop」のスケジュールはこちら
https://www.s-challenge.com/workshop/
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)