山形県開催のインターハイサポートに引き続き、岩手県八幡平市・安比高原スキー場で開催された「特別国民体育大会冬季大会スキー競技会・いわて八幡平白銀国体」に出場した福井県代表選手たちのコンディションサポートを行ってきました。
コロナ禍による国体の中止の影響があったので「特別国体」となっているとのこと。さらに今年2023年夏の大会から「国民スポーツ大会」(略称:国スポ)と名称が変更されるそうです。そう、今回の国体は「最後の国体」なんです。
各都道府県選手団の皆さんも最後の国体ということで、少し気合いの入れ方も違ったでしょうか。
アルペンスキーの会場は安比高原スキー場・ハヤブサコースで開催されました。各クラスの優勝タイムでも1分10秒前後かかるロングコース。順位の遅い選手は1分20-30秒もかかるので、ゴールするときには疲労困ぱいな状態になります。
国体は1本勝負なので、スタートポジションに立つまでのコンディションコントロールが非常に大事です。練習後のコンディショントレーニングやリカバリーコントロール、サプリメンテーションやエルゴジェニックアドバイス、そしてスタートまでのウォームアップルーティンなど、サポートさせていただきました。
リザルト的にはシーズン始めに負った怪我の影響で、十分パフォーマンスを発揮出来なかった選手もいましたが、参加選手18名全員が見事難コースを完走。完走率の低いクラスですと78.4%、全レース平均で87%なので、10名中1-2名は完走出来ない選手がいたことになります。
気温も低く、風が強い日もあったので体感温度はかなり低めなコンディションでした。その中で全員完走、ケガなく終われたことは非常に良かったと思っています。特に高校生たちはインターハイから続けてのサポートなので、トレーニングに関しても、アップに関しても非常にスムーズに出来たかと思います。
2016年より「競技力向上スーパーアドバイザー」としてサポートしています。また来年もと、口頭でお話いただきましたので、来シーズンもしっかりサポートさせていただきたいと思います。
福井県スキー連盟
https://www.ski-fukui.com/
特別国民体育大会冬季大会スキー競技会・いわて八幡平白銀国体
https://www.pref.iwate.jp/kyouikubunka/sports/1041434/index.html
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)