昨年に引き続き、1日目に関根学園高校スキー部と上越協議会アルペン部共催のトレーニング講習会の講師を担当、2日目は関根学園高校スキーのトレーニングサポートを実施しました。
トレーニング講習会では、プログラムサポートしている関根学園高校スキー部の選手たちがお手本になり、日ごろ行っているファンクショナルトレーニングやフィールドトレーニング、集まった小・中学生でも出来る運動強度レベルにしたバリエーションエクササイズを体験してもらいました。
小・中学生の選手たちの中には、細かくカラダの部位を意識してトレーニングした経験が少ない選手もいて、最初は少し戸惑いながらのチャレンジでしたが、後半はかなり意識高くトレーニング出来ていたと思います。
2日目は関根学園高校スキー部のプチ合宿。スキー部監督の横山良先生からは、「ハードなトレーニングも入れてください!」とリクエストもありましたので、午前中は陸上トラックと芝フィールを交互に使って、フィールドでのアジリティトレーニングと400mダッシュを掛け合わせたHIIT(ハイインテンシティインターバルトレーニング)コンプレックスでグリコーゲンを枯渇させていきました。
単に筋繊維の性能や心肺機能のトレーニングであれば、400mとか800mのラントレーニングでも良いのですが、オフトレシーズンも終盤なので多方行に重心移動を伴うエクササイズを組み合わせた方がアルペンスキーの特異性を組み入れたプログラムになります。
午後は運動量は少なめでしたが、カラダのアライメントチェックの方法やマルアライメント(正しくない姿勢の状態)の修正方法などを伝授。
最後に体側部と内転筋群を同時に鍛えることが出来るコペンハーゲンサイドプランクCopenhagen Side Plank のプログレッション(発展系) エクササイズを実施して終了。
かなり中身の濃い2日間になりました!
関根学園高校スキー部監督・横山先生、上越協議会アルペン部スキー部・山浦コーチ、地元コーチの皆様、準備・お手配等ありがとうございました。
ご参加いただいた選手・ご父兄・コーチの皆さん、お疲れさまでした!
関根学園高校スキー部
https://www.sekinegakuen.com/club/detail.php?id=3
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)