エスチャレンジ代表
飯島庸一のプロフィール
目次
飯島庸一 IIJIMA Youichi
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
SALOMON レーシングチーム・フィジカルトレーナー
PRECOR 契約アドバイザー
A.A.TH デベロップメントスタッフ
セサミスポーツクラブ三鷹・大船 アスレ部門アドバイザー
日本体育大学スキー部 契約フィジカルトレーナー
北海学園札幌高校スキー部 契約フィジカルトレーナー
関根学園高校スキー部 契約フィジカルトレーナー
福知山成美高校スキー部 契約フィジカルトレーナー
同志社女子中学・高校スキー部 契約フィジカルトレーナー
福井県スキー連盟 スーパーアドバイザー
Voicy パーソナリティ:「ひとりでもトレーニングを継続するコツ」
プロフィールをご覧頂きありがとうございます!
プロフェッショナルトレーナーとして30年目になりました! スポーツを楽しんでいる一般社会人の方から日本代表アスリートまで、「少しでも上達したい」「怪我のリスクを少しでも減らしたい」というリクエストに応じた個別のトレーニングプログラムの作成・提供をメインワークとしています。
筋力トレーニングやアジリティなどの基礎的なフィジカルパフォーマンスの向上だけでなく、動作の精度や機能性を高め「使えるカラダ」に進化させるファンクショナルトレーニングをより重視したアプローチをしています。ミドル&シニアエイジのスポーツエンジョイ生活もお手伝いしています。
ここ数年は、フィットネスクラブやトレーニングジムのスタッフ様向けに、アスリートの強化サポートノウハウを活かした現場で使えるサポートテクニックの研修などもさせて頂いています。
トレーナーとしての歩みやキャリア、保持資格などご興味ありましたら、以下御覧ください。
フィジカルトレーナーを目指すきっかけ
憧れの体育大学に入学しラグビー部に入部出来ましたが、当時チームのレベルは大学トップレベルで、練習は非常に厳しくついていくのがやっと。体力不足や十分なスキルが無い中でのウエイトトレーニングの影響もあり、腰を痛めて歩行がままならない状態に。複数の医療機関で検査を受けた結果「腰椎分離およびすべり症」ということが判明。横から見ると上半身と下半身がズレてきていました。
当時、特にラグビーのようなコンタクトスポーツで腰を手術するケースは皆無でしたが、復帰を目指すため手術を決断。検査入院も含め、4ヶ月の入院生活を送ることに。のちに私の手術方法は当時「日本初の最新手術法」ということを知り、身体について興味を持ち始めるきっかけとなりました。
私の学生時代には大学生レベルのアスリートが受けられるアスレチックリハビリテーションというものがなく、大学の図書館で色々調べて競技復帰のためリハビリ&復帰プランを自ら作成しトレーニングしてみましたが、目標としていたレベルまで回復出来ず、泣く泣く競技生活にピリオドを打つことにしました。
その後、大学の授業でスキーを初体験。他のスポーツと違って、足場が安定しないので全く我流が通用しないことに衝撃を受けました。「動作の複雑さ」や「物理的視点+身体の機能的動作」など、他のスポーツには無い奥深さに興味をいだき、スキーにはまり込んでいきました。
スキー自体は非常に楽しく、とても面白く感じましたが、昔は経験的な上達メソッド(沢山滑れば上手くなる、的な)が主流だったので「自分のようなスキー初心者がもっと早く上達出来る方法は無いか」という探究心が湧き上がりました。同時に他のスポーツより膝の怪我が非常に多かったので、自分の怪我やリハビリの経験を活かしたい、という想いもあり、大学3-4年時には「スキーコンディショニング」を専攻しました。
大学卒業後は、大手フィットネスクラブに就職。当時アメリカの最先端トレーニング理論や実技を学び、「トレーナー」という職業を極めたい、という想いが湧き上がってきました。どうすればトレーナーになれるか、先が見えていたわけではありませんが、「何かを得るためには何かを捨てて環境を変えてチャレンジしないと変わらない」と、1年8ヶ月後に退職。
色々あって(ありすぎるので割愛….)人生初の海外がワーキングホリデーでニュージーランドに住むことになり、そこで当時アルペンスキーワールドカップで活躍していたニュージーランドナショナルチームの Janey Blair 選手のパーソナルトレーナーとして活動することになりました。Janey Blair 選手のサポートがきっかけで、スキー選手のフィジカルトレーナーとしてのキャリアがスタート出来ました。
(左がJaney Blair選手、真ん中が私)
フィジカルトレーナーとしての強み
知識やスキルが優れたトレーナーの皆さんは沢山いらっしゃいますが、自己評価として他の方よりも秀でているのではないかと思っているポイントが3つあります。
1つ目は、自分の親も認める「運の良さ・ご縁の凄さ」です!
ニュージーランドでは奇跡的にJaney Blair 選手と巡り合い、パーソナルトレーナーとしてのキャリアをスタート出来ました。同じNZで、スキーメーカー「SALOMON」の皆さんと出会い、帰国後、スタートしたSALOMONチームのトレーナーになり、数多くの選手たちが全中・インターハイ、全日本選手権、ワールドカップ、そしてオリンピックの舞台で活躍してくれました。
数々の有能な選手たちの出会いと関係する皆様との「ご縁」、しかも誰が欠けても今の私は存在していないくらいの「良縁」を頂いてきました。この「ご縁」が無かったら、いくらスキルがあってもプロトレーナーが皆無だった時代から今日まで活動継続は出来ていないと思います。
2つ目は「スキー競技との出会い」です。
スキーという競技は他のどのスポーツよりも沢山の運動要素をトレーニングしなければいけないスポーツです。高所で滑るのでマラソンランナーのような全身持久力、素早く反応出来るサッカー選手のような俊敏性、ラガーマンのような筋パワー、そしてカラダを自由に操るコーディネーション能力。
スキー選手は他の競技スポーツよりも、いち早くコーディネーション能力を高める「ファンクショナルトレーニング」を取り入れていました。私もスキー選手のサポートを通じてファンクショナルトレーニングを学び、サポートに実践してきました。ファンクショナルトレーニングの実践経験が、トップアスリートだけではなく一般社会人の方のトレーニングニーズに対応したアプローチに役立っています。また日本スポーツ界に「PNFストレッチ」が伝わり始めた時期に、スキー選手のサポートを通して実践出来たのも大きかったです。
3つ目は「データベースアプリケーションを扱えること」です。
大学卒業後、社会人として働き始めたフィットネスクラブには、当時「パソコン界のポルシェ」と称されていた「Macintosh(マッキントッシュ)」が顧客管理やプログラム作成パソコンとして1店舗に何台もありました。
Macintoshは後のMacです。生まれて初めて触れたパソコンがMacだったお陰で、沢山の散財もしてきました(昔からのMacユーザーあるあるです!)。
フィットネスクラブ在籍中に、そのトレーニングプログラム作成ソリューションのバージョンアップの必要性が生じました。私はクラブ代表者として開発ミッションに加わり、約1年間コンピュータプログラムを開発している某米国企業とやり取りを行うことに。その時点でのMacで出来ること・出来ないこと、やりたいこと、不要なものが整理出来ました。色々あってプログラムのバーションアップには至りませんでしたが、折角思い描いたトレーニングプログラム作成ソリューションを実現したくなって、独立して「S-CHALLENGE Training Program Works」を設立しました。
1からPCプログラムを開発するような能力は全く無いので、偶然出会ったデータベースアプリケーション「FileMaker Pro」をベースにトレーニングプログラム作成ソリューションを作り込んでいきました。28年前に作成したそのソリューションは都度バーションアップさせて、現在もエスチャレンジの「プログラムサポート」サービスに欠かせないものになっています。各競技の日本代表が拠点とするJISS(国立スポーツ科学センター)にも納品させて頂いた実績もありますので、トレーナーの中ではITを使いこなしている方かと思っています。
LICENSE/CERTIFIED/TRADEMARK 資格/認定/保持商標
【日本】日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)
【米国】全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)
【米国】Queenax 公認マスターコーチ (Only in JAPAN)
【米国】STROOPS 公認 VITL トレーナー
【日本】STROOPS JAPAN 公認 Queenax™ トレーニングプログラマー
【独国】4D PRO® 公認インストラクター
【豪州】CRANKIT 公認 レベル1トレーナー
【米国】Gary Institute 公認 3Dimensional Movement Analysis and Performance System コース修了(3DMAPS)
【米国】Gary Institute 公認 Applied Functional Science コース修了(CAFS)
【米国】TRX® 公認サスペンショントレーニングコース(STC)修了
【米国】TRX® 公認ファンクショナルトレーニングコース(FTC)修了
*サスペンションエクササイズ®(商標取得)
*Stepwork ステップワーク®(商標取得)
*F-HICT® ファンクショナルハイインテンシティサーキットトレーニング(商標取得)
*FMP®︎(Functional Movement Performance 機能的動作パフォーマンス)(商標取得)
*HIFT®︎(Hight Intensity Functional Training 高強度ファンクショナルトレーニング)(商標取得)
*MACS®︎(商標取得)
*アクティブモビリティエクササイズ®︎(商標取得)
*コレクティブムーブメント®︎(商標取得)
*セグメントアクティベーション®︎(商標取得)
ACTIVE HISTORY 活動履歴
1995-2016 財団法人日本オリンピック委員会 選手強化スタッフ
1995-2014 財団法人全日本スキー連盟 競技本部強化委員会強化委員、医科学委員会委員
1995-2014 全日本アルペンスキーチーム ジュニアチーム・コンディショニングコーチ
2016-2023 福井県スキー連盟 競技力向上スーパーアドバイザー
2011 冬季ユニバシアード・エルズルム大会(トルコ) 日本代表トレーナー
2009 冬季ユニバシアード・ハルビン大会(中国) 日本代表トレーナー
2007 アルペンスキー世界ジュニア選手権・ケベック大会(カナダ)日本チームトレーナー
2004 アルペンスキー世界ジュニア選手権・マリボー大会(スロベニア)日本チームトレーナー
2003 アルペンスキー世界ジュニア選手権・ブリアンソン大会(フランス)日本チームトレーナー
2003 冬季アジア大会・青森 アルペンスキー日本代表トレーナー
2003 冬季ユニバシアード・タルヴィジオ大会(イタリア) 日本代表トレーナー
2001 冬季ユニバシアード・ザコパネ大会〔ポーランド) 日本代表トレーナー
1999 冬季ユニバシアード・ポプラド大会(スロバキア) 日本代表トレーナー
1997 アルペンスキー世界ジュニア選手権・シュラドミング大会(オーストリア)日本チームトレーナー
1996 アルペンスキー世界ジュニア選手権・シュバイツ大会(スイス)日本チームトレーナー