活動レポ:日本体育大学スキー部・チームトレーニングサポート 2023 ⑧ @駒沢公園

今季スキーオフトレシーズン最後のトレーニングサポートを駒沢公園で行いました。

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いつもは大学内のトレーニングセンターをベースに、チームに提供しているトレーニングプログラムの内容確認やフォームチェックをメインに、トレーニングサポートしていますが、今回は培ってきたフィジカルパフォーマンスを雪上の動作につなげていくためのファンクショナルトレーニングをメインにトレーニングしてもらいました。

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まずはペアストレッチやアクティブモビリティエクササイズでカラダのアライメントを整えてから、立位姿勢でのコアトレーニング。レジスタンスバンドを使用して、水平方向に負荷を加えることで、ターン動作に繋がる体幹回旋動作に関係する筋群を活性化することが出来ます。

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このときに重要なのが姿勢保持。レジスタンスバンドに抵抗しようとすると大胸筋や広背筋、脊柱起立筋など大きな筋群(グローバル筋)を多用してしまいます。姿勢保持に重要なのは腹横筋や腰方形筋、多裂筋といった深部にある小さな筋群(ローカル筋)の活性化が非常に重要です。

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プラスして、階段の斜度に適応させたコアトレーニングや姿勢保持を意識した中での片脚支持バランストレーニング。回旋動作やジャンプ動作をさらに加えたアドバンスエクササイズにもチャレンジしてもらいました。

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そして、ターンムーブメントの確認。太めのレジスタンスバンド2本でカラダを支えながら、細いレジスタンスバンドで体幹に回旋モーメントを加えた中での横方向の重心移動。

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外足の荷重位置を適性化するための内腰のコントロールなど、細部の補正も適宜行って反復してもらいました。

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最後は大階段を利用して、ラテラルバウンディングやSUMOジャンプスクワットなどをペアでレジスタンスバンドを使用して負荷増し増しで追い込んでもらいました。5往復連続反復してもらったので、かなり効いたと思いますが、良い締めのトレーニングが出来ました。

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これで今回のリアルトレーニングサポートは全て終了。
年内までプレシーズンのトレーニングプログラム提供は継続していきます。

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良い感じで仕上がったと思います。
今シーズンの選手たちの活躍が非常に楽しみです!

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S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一

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