北海道でのトレーニングキャラバンは2018年ぶりの開催。
今回利用した「合宿の里・芦別」は初めて訪れる施設。手入れが行き届いた陸上トラックや野球グランド、かなり大きなメインアリーナとサブアリーナがあります。
今回、陸上トラック内にある芝のグランドを予約していましたが、利用できる時間帯は降雨。残念ながら室内メインのトレーニングになりましたが、サブアリーナはとても新しく、サブでも我々40名弱の利用人数であれば、充分過ぎるほど広いスペースでした。
今回の特別ゲストプレーヤーも宮城県加美町会場・岩手県八幡平会場に引き継ぎ、竹内力音選手。彼も幼少期からSALOMONフィジカルトレーニングキャラバンや強化合宿に参加・成長してきた選手。同じ北海道出身ということもあり、参加選手たちも特段親しみやすく一緒にトレーニング出来たと思います。
トレーニング内容としては、ターンの質を高めるための本質的なトレーニングが多かったので、小学生には少し難しい内容もあったと思いますが、メインの中高生には良いトレーニングになったと思います。
一般的認識として、スキーコーチも選手たちも下半身のトレーニングの重要性は非常に理解されてきていますが、体幹のトレーニングについてはまだまだブラッシュアップの余地があるかと感じています。
単に腹直筋や腹斜筋を強化するストレングストレーニング(筋トレ)だけではなく、股関節や上半身との関係性や機能性を理解して、それらを統合的にトレーニングしていくファンクショナルトレーニングが非常に重要と考えています。
少しハードなエクササイズも行いましたが、姿勢制御と滑走パフォーマンスの関係性をより深く理解して、スキーパフォーマンスにつなげていって欲しいと思います。
ご参加頂いたコーチ・父兄の皆様、選手の皆さん、お疲れさまでした!
ありがとうございました!
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)