オフトレワークショップの参加者の皆さまのリクエストもあり、2シーズンぶりに雪上ワークショップを企画、12月19日と20日に長野県・湯の丸スキー場で開催いたしました。テーマは「上下の動作と前後の重心移動」
コロナ禍ということもあり、講習のみ3コマ枠を設定。3コマ受講される方は各自で宿泊を手配していただき、1コマ・2コマ受講の方は日帰りにて参加されました。
私は湯の丸スキー場に来るのは初めてで、以前よりシーズン初めの講習には良いゲレンデと聞いていたので、想像以上にスキーヤーやスノーボーダーが多かった割には横移動のスペースを使ったエクササイズもしっかり実施することが出来ました。
参加者の半数の方が雪上ワークショップ初参加とうことで、滑りを拝見するのが今回初めてでしたが、普通のテクニカルなレッスンと異なり、滑走の際に必要な動作の量や関節の動かし方などに注視した講習なので、皆さん戸惑いなく機能動作エクササイズを受け入れて練習してくれました。
技術選やアルペンレースに参加している方もいて、ほとんどの参加者の方が指導員やテククラなどの資格保持者なのでスキー技術はとても高いです。上級者だけに、それぞれ課題も把握出来ていて、私の方は皆さんの共通の課題に対して、必要なエクササイズを提供させていただくのみ。
今回はシーズン初めなので、ごくシンプルにターン切替時の「上下の動作」と「前後の重心移動」に特化した陸上&雪上の機能動作エクササイズを実施していただきました。部位的には股関節周辺の筋肉群の使い方になりますが、重要ですが滑っていて意識しにくい部位でもあります。
寒波の影響でかなり寒い状況下で参加者の皆さん大変だったと思いますが、繰り返しエクササイズを実施して頂いたので、映像をチェックすると全員ビフォーとアフターではかなり違いが出ていて、とても嬉しい結果に繋がりました。
ご参加頂いた皆さま、お疲れさまでした!
ありがとうございました。
S-CHALLENGE Training Program Works
代表/フィジカルトレーナー
飯島庸一
S-CHALLENGE Training Program Works 代表/フィジカルトレーナー
ファンクショナルトレーニングと筋力トレーニングを統合したトレーニングメソッドで、アスリートやスポーツ大好きな社会人クライアントの動作と機能を高めるサポートを展開。日本スポーツ協会 公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)、全米スポーツ医学アカデミー 公認コレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)