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COLUMN  飯島庸一の「思惟私考」

COLUMN: #0031 マシンが混雑している時

2017年09月15日

 

オーダーメイドのプログラムを提供している(プログラムサポートサービス)クライアントさんからご質問頂きました。
 
「ジムでのトレーニングですが、上から順番に実施するのが、効果が最大であると理解していますが、器具の順番待ちがある場合は空いている器具から順に実施した方がいいのか、待ち時間があっても上から順番に実施して行く方が望ましいのか教えていただけませんか?」
 
同様のご質問はよく頂きます。
 
少し難しいケースですよね。
 
待ち時間にも寄りけりです。
混んでるマシンは常に混んでいるはずなので、結局最後に同じ時間くらい待つことが多いと思われます。
 
たまたま、該当するマシンが混んでいるのか、それともいつも特定のマシンが混んでいるのか。
いつも混んでいるのであれば、別のトレーニングをご提案することも可能です。
 
では、順番通りトレーニングしなかった場合のリスクも考えてみましょう。
 
専門的な視点で言えば、体幹トレーニングしてからスクワットなど姿勢を保持する必要があるエクササイズをするのは、非常に危険です。
体幹の筋群は姿勢を保持するために必要な筋群なので、体幹筋群が疲れた状態でスクワットをすれば腰背部へ不要なストレスをかけてしまうおそれがあります。
オーバーヘッドプレスなど、頭上方向にウエイトを挙上するエクササイズも同様です。
 
余計な負荷をフレームが支えてくれるマシントレーニングについても、順番を不用意に変えるとトレーニング効果の側面から課題があります。
 
レッグプレスをしてからレッグエクステンションをするのと、その反対の順番では、大腿四頭筋の疲労度が変わってしまうため、筋に対する刺激はかなり異なってしまうと思います。
今日はレッグプレスを先にして、後日行う時にはレッグエクステンションを先に行う。
最適な重量でトレーニングするのは、難しくなります。
 
ただ、上半身のプルとプッシュ系エクササイズは多少順番を変えても問題ありませんが、腕を鍛えたあとに、ベンチプレスをやろうと思っても、いつも使用している重量ではかなり挙上回数が異なるでしょう。
 
社会人の皆さんはいかに効率良くトレーニングするか、トレーニングした効果を最大限に得るか、
これはとても重要なことだと思っています。
 
活用出来るトレーニング時間が少ないからこそ、トレーニングにレバレッジをかけていくのが良いのではないでしょうか。
 
トレーニングの順番、今一度チェックしてみるといいですね。

 


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