since 1993.07.15


COLUMN  飯島庸一の「思惟私考」

COLUMN: #0006 シーズン中のコンディショントレーニングは何をすればいいのか?

2017年01月14日

 

前回はシーズン中のコンディショントレーニングの強度や量について説明しましたが、今回は「トレーニング内容」について。
 
シーズン中は滑ることで、スキー滑走に必要な筋肉(いわゆる専門筋群)には常に刺激を得ることが出来ます。動作というのは、「主動筋」「拮抗筋」「協調筋」「固定筋」、この4つがそれぞれの機能的役割をバランス良く果たすことで、調和が生まれます。
 
特定のスポーツだけ続けていけば、特定の筋肉群だけが主導筋になっていて、カラダ全体の調和が乱れていく一因になります。
 
ですから、シーズン中のコンディショントレーニングは多関節エクササイズをメインにして、多くの筋肉を活性化し、滑走中に使っている専門筋群と非専門筋群とのバランスを図ることが必要になります。
 
またエネルギー代謝の視点から、スキーとは異なる運動形態、すなわちスキーの様に数分の運動時間で多くのエネルギー消費をする運動ではなく、20-30分くらいの時間の中でマッタリとエネルギー消費するエクササイズを定期的に行うことも必要です。
 
この2つをシーズン中のトレーニングのメインにし、レースや大会のスケジュールを鑑みて、自分が思っているよりも強度やトレーニング量をあげて、体力レベルを維持するために適切な強度・量で強化トレーニングを行なうことが、シーズン中のコンディショントレーニングの基本になります。
 

 


コラム「思惟私考」の アーカイブスはこちら