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COLUMN  飯島庸一の「思惟私考」

COLUMN: #0002 冬太り・正月太り解消のキーワードは「室温19度」

2017年01月04日

 

年末年始は「カロリー摂取増・エネルギー消費減」になるので、当然「体重増」になりやすい。
脂肪燃焼に役立つ褐色脂肪細胞と室温を関係を調べた実験で、室温が低い方が褐色脂肪細胞が活性化し増量することが判りました。
 
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<参考論文>
Temperature-acclimated brown adipose tissue modulates insulin sensitivity in humans.
 
<要約>
米国国立衛生研究所臨床センターで行われた実験
5人の被験者に、1ヶ月毎に異なる室温で4カ月にわたって実験室のベッドで寝てもらった
・1カ月目は身体が熱生成も放出も必要のない適温(室温24度)の部屋で寝る
・2カ月目は肌寒い部屋(室温19度)で寝る
・3カ月目は適温(室温24度)にもどす
・4カ月目は温暖な室温(27度)に上げる
その結果、
・室温19度の部屋で過ごした被験者は、褐色脂肪細胞(brown adipose tissue)が30-40%増加
・インシュリン感受性も改善した(=糖尿病になりにくい)
・室温を戻すと褐色脂肪細胞が減少

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褐色脂肪細胞は室温変化に順応して可逆的に変化、室温によって褐色脂肪の量と活動は増減するとのこと。
普段の生活の中に取り入れるのであれば、「有用」な環境コントロールテクニックだと思います。
 
但し、ストレッチやエクササイズを行う際には、24度前後の室温で行った方が肉離れのリスク予防・筋の活性化には良いので、上手く使い分けることが大事です。



 


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